年々厳しくなる夏の暑さから、寒暖差が激しくなる秋の入り口。
現代女性の健康を取り巻く環境は過酷になっていっており、体調の揺らぎを感じる方が増えています。
特に40代50代の女性は、気温差を感じる季節の変わり目は、ホルモンバランスの影響で足の冷えやむくみが気になるかもしれません。
日々の暮らしの中で、冷えやむくみがじわじわと不快になってくること、ありませんか?
オフィスの冷房が効きすぎて足元がひんやりしたり、秋冬の空気の冷たさに身をすくめたり。
今日は、そんな時に少しでも女性が心地よく過ごせるための、小さな工夫をご紹介していきます。
女性ホルモンと足のむくみ、冷え性の関係
女性ホルモンとは、大きくエストロゲンとプロゲステロンの2つが代表的です。
エストロゲンは血管を広げて血流を良くし、肌の潤いを保つなど女性らしい体調を整える役割があります。
一方でプロゲステロンは体に水分を溜め込もうとする働きがあり、むくみの原因になりやすいのです。
ホルモンバランスの変化で冷えやすくなる
40代・50代になると、更年期を迎えて女性ホルモンの分泌が減少します。
特にエストロゲンが減ると血管の弾力が失われ、血流が滞りやすくなります。
結果として手足の末端まで血が巡りにくくなり、冷えやむくみが生じやすくなるのです。
むくみと冷えはセットでやってくる
冷えて血流が滞ると、体内の余分な水分や老廃物が足に溜まりやすくなり、むくみを招きます。
むくみは単なる見た目の問題ではなく、足のだるさや疲労感につながり、日常生活の質を下げることもあります。
さらに、女性ホルモンの乱れは自律神経のバランスも崩しやすく、冷えやすさに拍車をかけることも忘れてはいけません。
冷え性からくる不調をやわらげる暮らしの工夫
冷え性は冬だけの問題ではありません。
オフィスの夏の冷房も足の冷えを助長し、秋冬の空調も油断できません。そんな日々の中でできる工夫をいくつかご紹介します。
入浴で芯から温まる
毎日の入浴は、体をじんわり温めて血行を良くする大切な時間です。
特に足先が冷えやすい方は、ゆっくり湯船につかって足を温めましょう。38〜40度のぬるめのお湯にゆったり浸かることで、体の緊張がほぐれ、血流が促進されます。
熱すぎるお湯は逆に血管を縮めてしまうこともあるので、心地よく感じる温度でじっくり入るのがポイントです。
バスソルトやアロマオイルでリラックス効果をプラスするのもおすすめです。
レッグウォーマーや靴下で冷えを防ぐ
オフィスでは冷房が強い場所もありますね。
そんな時はレッグウォーマーや厚手の靴下を用意して、足元を冷やさないようにしましょう。
素材はウールやシルク混など、保温性が高く、肌触りの良いものを選びましょう。
締め付けすぎると血行が悪くなるので、ゆったりとしたサイズ感がベストです。
オフィスの夏のエアコンや秋冬の空調と足の冷え対策
長時間のデスクワークは座りっぱなしで血行が悪くなりやすく、冷えやむくみの原因になります。
特にオフィスの冷房は足元まで冷えてしまうことが多いので、工夫が必要です。
足元にひざ掛けや小さな電気ひざ掛けを
足元用のひざ掛けを用意すると、冷たい空気から守ってくれます。
最近は薄くて軽い電気ひざ掛けも人気。無理のない範囲で使ってみると、冷えがやわらぎます。
定期的にストレッチや足首回しを
デスクワークの合間に足首を回したり、ふくらはぎを伸ばしたりするのも効果的です。
ちょっとした動きでも血流はずいぶん良くなります。
お茶を取りに行くついでに、少し歩いて体を動かすのもおすすめです。
簡単セルフマッサージで血行促進
仕事の合間に足のふくらはぎや足首を軽くマッサージするのも良いでしょう。
やさしく手のひら全体でさすったり、親指で足裏のツボを押すだけでも血行促進につながります。
冷えを和らげる食事のポイントも大切
体の中から温める食事も、暮らしのなかで取り入れたいですね。
温かい飲み物でほっと一息
冷たい飲み物よりも、温かいハーブティーや生姜湯を選ぶと体が温まります。
特に生姜には血行促進の効果がありますので、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょう。
バランスの良い食事で栄養補給
冷え性は栄養不足とも関係があるので、ビタミンEや鉄分、ミネラルを含む食材をしっかり摂ることもおすすめです。
緑黄色野菜やナッツ類、赤身の魚などを意識して取り入れてみてください。
女性ホルモンの変化に寄り添いながら足を大切に
40代、50代の女性は体の変化に戸惑うことも多いですが、無理せず自分のペースで足の冷えやむくみに向き合っていくことが大切です。
季節の変わり目の衣替えのように、体のケアも少しずつ変えてみる。
入浴や服装、食事やちょっとした運動を楽しみながら、足の冷えやむくみのない毎日を目指しましょう。
更年期でお辛い女性へ、あなたは一人じゃありません。
ご一緒に、一歩一歩、少しでも快適で過ごせるように、工夫を重ねてまいりましょうね。


