冷え性に悩む女性は多く、特に冬場や夏の冷房時期は足先や手先の冷えがつらいものです。
実は、毎日の食べ物の選び方や食べ方によって、体質の改善が期待できることをご存じでしょうか?
この記事では、体を温める食材、冷え性改善に役立つ栄養素、食べ方の工夫について、やさしく解説します。
冷え性と食べ物の深い関係
私たちの体は、食べたものからエネルギーを作り、その熱で体温を保っています。
しかし、冷たい飲食物や偏った食生活は、エネルギー産生を妨げ、血流を悪くし、冷えを悪化させます。
特に女性は筋肉量が少なく、代謝による発熱が少ないため、食べ物からの熱産生を意識することが大切です。
体を温める食べ物と冷やす食べ物
体を温める食べ物(陽性食品)
- 根菜類(にんじん、ごぼう、れんこん、大根)
- 生姜・にんにく・ネギ類
- 赤身の肉や魚(牛肉、鶏肉、マグロ、サンマ)
- 発酵食品(味噌、納豆、キムチ)
- スパイス(シナモン、クミン、ブラックペッパー)
これらは消化吸収の過程で熱を発し、末端まで血流を届けやすくします。
体を冷やす食べ物(陰性食品)
- 夏野菜(きゅうり、トマト、ナス)
- 南国フルーツ(バナナ、マンゴー、パイナップル)
- 冷たい飲み物、アイスクリーム
- 白砂糖を多く含むお菓子や清涼飲料水
冷え性の方は、これらを常温や加熱してから摂取するのがおすすめです。
栄養素から見た冷え性改善のポイント
鉄分
血液中のヘモグロビンを作り、酸素と熱を全身に運びます。
- レバー、赤身肉、ひじき、ほうれん草、あさり
タンパク質
筋肉や血液を作る基礎。筋肉量が増えると基礎代謝も上がります。
- 卵、魚、鶏胸肉、大豆製品
ビタミンE
末梢血管を広げ、血流を促進します。
- アーモンド、かぼちゃ、アボカド
ビタミンB群
糖質や脂質を効率的にエネルギーに変える。
- 豚肉、玄米、納豆
冷え性改善の食べ方の工夫
1. 朝食を必ずとる
朝は体温が低く、食事をとることで代謝がスタートします。
温かいスープやお味噌汁がおすすめです。
2. 温かい飲み物を選ぶ
常温や白湯、ハーブティーなどを選び、冷たい飲み物は控えめにします。
3. よく噛んで食べる
咀嚼によって顔や首の筋肉が刺激され、血流もアップします。
4. 季節の食材を取り入れる
旬の食材はその季節の体調管理に役立ちます。冬は根菜、夏は体を冷やしすぎない工夫が必要です。
冷え性改善におすすめの献立例
朝食
- 生姜入り味噌汁
- 玄米ご飯
- 納豆と海苔
- 温かい緑茶
昼食
- 鶏むね肉とごぼうの煮物
- かぼちゃの煮付け
- 味噌汁(わかめ、豆腐、長ネギ)
夕食
- サンマの塩焼き
- ほうれん草のおひたし
- けんちん汁
- 黒ごま入り玄米ご飯
おやつと飲み物の工夫
冷え性の方は甘いものも温め食材を選びましょう。
- しょうが入り黒糖蒸しパン
- シナモン入りホットミルク
- 黒豆茶やルイボスティー
これらは血流を促し、体温をキープしてくれます。
冷え性改善は「食+生活習慣」で
食べ物だけでなく、軽い運動や入浴を組み合わせると効果的です。
ウォーキングやストレッチで筋肉量を増やし、湯船で体を温める習慣を続けると、根本的な体質改善が期待できます。
おわりに
冷え性は一度改善しても、生活習慣が乱れると再発しやすい症状です。
毎日の食事で「体を温める選択」を積み重ねることが、女性の冷え性改善の近道です。
まずは、今日の一食から温め食材を取り入れてみましょう。
自律神経を整えながら、健やかな毎日を目指しましょうね。


